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  1. 長野県議会 2022-12-12
    令和 4年11月定例会危機管理建設委員会−12月12日-01号


    取得元: 長野県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 4年11月定例会危機管理建設委員会−12月12日-01号令和 4年11月定例会危機管理建設委員会 危機管理建設委員会会議録(その1) ●招集年月日時刻及び場所   令和4年12月12日(月)午前10時30分、議事堂第5委員会室に招集した。 ●出席した委員の氏名    委 員 長            堀 内 孝 人    副委員長            大 畑 俊 隆    委  員            服 部 宏 昭      同              宮 本 衡 司      同              続 木 幹 夫      同              清 水 正 康      同              清 水 純 子      同              高 村 京 子 ●欠席した委員の氏名    な し ●説明のため出席した者の氏名   (建設部)    建設部長            田 中   衛
       建設部次長           小 松 誠 司    建築技監兼建住宅課長     塩 入 一 臣    リニア整備推進局長       斎 藤 政一郎    参事(高規格幹線道路整備推進担当)兼道路建設課長                    青 木 謙 通    参事砂防課長         林   孝 標    参事兼都市・まちづくり課長   高 倉 明 子    建設政策課長          小 池 広 益    道路管理課長          栗 林 一 彦    河川課長            川 上   学    施設課長            久保田 達 也    技術管理室長          坂 口 一 俊    公営住宅室長          樋 口 公 昭    リニア整備推進局次長      片 桐   剛 ●付託事件   別紙のとおり ●会議に付した事件  1 委員席決定  2 会議録署名委員決定  3 付託事件のうち1〜15、17〜35、37〜45、47〜86  4 建設部関係所管事務一般について ●開議時刻 午前10時27分 ●堀内委員長 開会を宣した。  ▲審査日程決定   1 建設部関係   12月12日(月)、13日(火)、14日(水)の前半   2 危機管理部関係 12月14日(水)の後半  ▲日程宣告   1 委員席決定   2 会議録署名委員決定   3 建設部関係の審査  ▲委員席について    平野成基議員の辞職に伴う委員席は、空席とする旨了承願った。  ▲審査順序決定   1 付託議案等について理事者説明   2 質疑等   3 付託議案の採決   4 請願・陳情の審査  ▲会議録署名委員決定    委員長の指名により、次の委員決定した。    6番 清水(純)委員  7番 高村委員  ▲危機管理建設委員会付託事件の報告    予算案2件、条例案1件、事件案8件、請願1件、陳情74件  ▲建設部関係付託事件の報告    予算案2件、条例案1件、事件案8件、請願1件、陳情71件  ▲議題宣告(建設部関係)    付託事件及び所管事務一般を一括して議題とし、議題に関連して理事者説明を求めた。 ◎田中衛 建設部長 別添、部長説明要旨に基づき説明した。 ○堀内孝人 委員長 第1号「令和4年度 長野一般会計補正予算(第4号)案」中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中、歳出 第9款 土木費 第2条「第2表 繰越明許費補正」中の一部、第3条「第3表 債務負担行為補正」中の一部について、順次、理事者説明を求めた。 ◎小池広益 建設政策課長 議案及び別添資料1により説明した。 ◎栗林一彦 道路管理課長 予算説明書及び別添資料2により説明した。 ◎高倉明子 参事兼都市・まちづくり課長 予算説明書及び別添資料3により説明した。 ○堀内孝人 委員長 第8号「県営住宅等に関する条例の一部を改正する条例案」について理事者説明を求めた。 ◎樋口公昭 公営住宅室長 議案及び別添資料4により説明した。 ○堀内孝人 委員長 第13号「中日本高速道路株式会社が行う有料道路新設に関する協議についての変更について」、第14号「有料道路事業の実施についての変更について」、第15号「一般国道158号道路改築工事(狸平)変更請負契約の締結について」、第16号「主要地方道長野菅平線道路改築工事菅平下変更請負契約の締結について」及び第17号「一般県道村山綿内停車場線道路改築工事(福島)変更委託契約の締結について」理事者説明を求めた。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 議案、別添資料5、資料6、資料7及び資料8により説明した。 ○堀内孝人 委員長 第18号「令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬3工区)請負契約の締結について」及び第19号「令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬1工区)変更請負契約の締結について」理事者説明を求めた。 ◎川上学 河川課長 議案、別添資料9及び資料10により説明した。 ○堀内孝人 委員長 第20号「指定管理者の指定について」理事者説明を求めた。 ◎高倉明子 参事兼都市・まちづくり課長 議案及び別添資料11により説明した。 ○堀内孝人 委員長 第26号「令和4年度 長野一般会計補正予算(第5号)案」中、第1条 「第1表 歳入歳出予算補正」中、歳出 第9款 土木費 第2条「第2表 繰越明許費補正」中の一部、第3条「第3表 債務負担行為補正」中の一部について、順次、理事者説明を求めた。 ◎小池広益 建設政策課長 議案追加分)、予算説明書追加分)及び別添資料12により説明した。 ◎栗林一彦 道路管理課長 予算説明書追加分)及び別添資料13により説明した。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 予算説明書追加分)及び別添資料14により説明した。 ◎川上学 河川課長 予算説明書追加分)及び別添資料15により説明した。 ◎林孝標 参事砂防課長 予算説明書追加分)及び別添資料16により説明した。 ◎高倉明子 参事兼都市・まちづくり課長 予算説明書追加分)及び別添資料17により説明した。 ○堀内孝人 委員長 午後1時30分まで休憩を宣した。 ●休憩時刻 午前11時36分 ●再開時刻 午後1時26分 ○堀内孝人 委員長 再開を宣し、報第3号「交通事故に係る損害賠償専決処分報告」について理事者説明を求めた。 ◎小池広益 建設政策課長 議案により説明した。 ○堀内孝人 委員長 報第4号「道路上の事故に係る損害賠償専決処分報告」について理事者説明を求めた。 ◎栗林一彦 道路管理課長 議案により説明した。 ○堀内孝人 委員長 報第5号「訴えの提起の専決処分報告」及び報第6号「訴えの提起の専決処分報告」について理事者説明を求めた。 ◎樋口公昭 公営住宅室長 議案により説明した。 ○堀内孝人 委員長 理事者から発言を求められていたので、これを許可した。 ◎坂口一俊 技術管理室長 別添資料18「資材価格高騰に係る建設工事の対応について」及び資料19「受注希望型競争入札実施状況について」により説明した。 ◎栗林一彦 道路管理課長 別添資料20「県道上松南木曽線ざめトンネル補修工事の実施について」及び資料21「今冬の道路交通確保に向けた取組について」により説明した。 ◎川上学 河川課長 別添資料22「災害からの復旧状況について」により説明した。 ◎林孝標 参事砂防課長 別添資料23「盛土条例の周知について」及び資料24「令和3年に発生した土砂災害の対策の進捗状況について」により説明した。 ◎高倉明子 参事兼都市・まちづくり課長 別添資料25「風越公園の移管について」により説明した。 ◎塩入一臣 建築技監兼建住宅課長 別添資料26「信州木のある暮らし推進事業実施状況について」により説明した。 ◎片桐剛 リニア整備推進局次長 別添資料27「リニア中央新幹線をめぐる最近の動きについて」により説明した。 ○堀内孝人 委員長 委員質疑等発言を許可した。なお、議論を深めるため、委員の発言に対しほかの委員から意見等がある場合についてもあわせて発言願った。 ◆服部宏昭 委員 それでは、御苦労さまでした。今回の国の補正で、大分国土強靭化が図れるということで、大変うれしく思っているところでございます。さきの5年間で15兆円という予算の半分以上を使ったというので、今回大分予算がまいりました。大変ありがたいと思います。さきほど、災害復旧説明がありましたけれども、完全に復旧しているところもあれば、まだこれから重ねていかなければいけないというところがございます。それで、資料22で川上課長さんから説明いただきましたが、令和4年度に発生した災害について、一番下段に書いてありますけれども、県工事でまだ63か所残っているという話ですが、見通しは今回の予算につけてあるんでしょうか。恐らくつけてあると思いますけれども、そこからお話を聞きたい。 ◎川上学 河川課長 まず、資料22でございますけれども、資料22の一番右の下に令和4年度に発生いたしました災害状況について示しているところでございます。これまでに80査定ということで、これは4月から全ての災害を載せてございますので、初めのほうの査定、それからこの8月に降りました豪雨に対する査定も含めた形で表現をしております。当然、発災から査定が行われまして、その後工事に移ってまいりますので、発災以降時間のたったものについては準備が進んでおりますけれども、8月のものについては、先月に最後の査定が終わったという状況でございますので、これから査定を終えての発注へという形になっていくことになります。  それから、予算についてでございますけれども、当初から災害の場合には、ある程度の発災を見込んで予算をお認めいただいている状況でございまして、さらに足りない場合については、例えば発災が非常に多くて、当初予算で賄えない場合というものもございますが、今のところは県の予算上は予算を先に組ませていただいておりますので、滞りなく準備を進めることができると考えているところでございます。 ◆服部宏昭 委員 ありがとうございました。国の査定も早くするような状況になってきたということを聞いております。ですから、県も早く査定をして、掌握して発注していただく。ただ、5億円超えた場合は気をつけていただくようお願いします。  それから、道路除雪について、9月議会で雪が少ないときも面倒を見るという話があったと思いますけれども、今回も栗林課長説明していたかと思いますが、この異常降雪時の体制強化について、その体制が重要なことは当然ですけれども、今年もこれからどうなるか。私のいる地域ではもう雪も舞ったりしておりますが、これからどうなるか心配でございますが、この異常降雪時だぞということはどこで決定して、とにかくこういう体制をとって、さて進めるぞということで、県で指令を出してやるんでしょうか。 ◎栗林一彦 道路管理課長 異常降雪時の情報提供につきましては、先ほど申し上げましたとおり、国やネクスコとしっかりと連携し、そのときの対応を業者に情報共有した上で、おのおの道路管理者として情報提供するようになります。ですので、県管理道路については県が情報提供するようになります。 ◆服部宏昭 委員 当然、市町村などの末端も分かっていなければ、これは協力できません。ですから、県が中心になって国やネクスコとも連携を取り、市町村とも相談しながら取り組んでいただきたいと思います。  それから、この資料20のトンネルについてですが、これは大変なことです。通行する者とすれば驚いてしまう。先ほどの課長さんの説明では、全て最初に請け負った業者さんが責任持ってやるということで結構だと思いますが、そうかといってこれはどういうことなのかと思ってしまいます。当時の工事の責任もあるわけですし、県の監督責任もある。これは本当にゆゆしき課題で、ここだけでオーケーということでいいのかどうか。ほかにもこういうトンネルの箇所がたくさんあるわけですが、それらのほかのところについてはどうなんでしょうか。赤外線か何かでどのぐらいやってあるかなんて分からないけれども、こんな手抜きをすることがあるんですね。遡って責任追及まではできないかもしれませんけれども、そういう関係について、ほかのトンネルについてもどう考えているんでしょうか。 ◎栗林一彦 道路管理課長 まず、県側の監督等の責任の話ですけれども、当時の施工監督進行検査はどうだったかというのは確認したところ、出来高検査もしっかりやっていますし、進行検査もしっかりやっています。共通仕様書のとおりにやって、これも確認されております。例えば現場に行って、検査したときはクリアしているというのもきちんと確認しています。実際に測ったところ、そうでないところはなかったという実態でございます。  ほかの箇所はこれでいいのかという話ですけれども、県といたしましては今のところ、まずは一日も早く補修工事を実施して、一日も早く安全を確保するということに力を注いでまいります。しかし、県の行政的な措置として、入札参加制限ですとか、そういった措置がございますので、今後検討していきたいと考えております。  たくさんの県のトンネルがあるので、そこを5年に一度の定期点検で、しっかり確認していきますけれども、今のところこういった事例はほかにありません。今回、施工不良を起こした3社ですけれども、この3社が過去に県管理道路で行ったトンネルは、書類の関係も含めて、しっかりともう1回確認してくださいということをお願いしており、今回締結した基本協定の中でもうたっておりますが、協定に基づいて、この3社が過去のトンネルについても遡って確認することになっております。以上です。 ◆服部宏昭 委員 今、課長さんが答えたとおり、そのぐらいしか答えようがないと思います。そうかといって、心配になります。見えないところは、検査体制でもっと突っ込んだ検査をしてもらうとか、後々どうにもならないところはもっともっと強い検査体制を取るとか一旦何か考えたほうがいいんのではないかと思います。  これは参考意見だけでございますけれども、さきほどの技術管理室長さんから資材が高騰しているということについての説明もいただきました。我々のところへも鉄筋もそうですがコンクリートアスファルト等々、そういう心配が業界からきております。そんなことで、今、業界のほうと生コンアスファルト事業者のほうからどのような要望が来て、どういう状況になっているのか、室長からお願いしたいと思います。
    坂口一俊 技術管理室長 生コンアスファルトの現在の状況についてという御質問でございます。コンクリートや生コン関係でございますけれども、生コンの材料となるセメント価格が、確実に上がっているというところでございます。日本の企業のそれぞれ事情が少し違うこともあるんですが、価格をばらばらに上げている。その要因も少し分からないというところで、今、組合と交渉中であるというところです。それと資材は海外からの輸入が多く、多くが長野県に一番近い新潟などの上越のほうで扱っているところですけれども、それが船を一旦大型から小さい船に乗り換えというところもあったりして、今の現状で維持できるのか、また港のようなところをどこか違うところに変えなければいけないのかということがあり、困難な状況にあるというお話を聞いております。そういうセメント価格が不安定な状況の中で、生コン価格も上げざるを得ないというお話も聞いております。具体的にいつ上げるというところまではお聞きしていないんですけれども、すでに各社そういう検討に入っているというお話を聞いております。  アスファルトにつきましては、具体的にこのような状況にあるというお話は伺っていませんが、引き続き我々のほうからも状況を確認しながら、また市場の取引のところを注視できるように、いろいろな情報を集めて迅速な改定につなげていきたいと思っています。 ◆服部宏昭 委員 業界のほうからも資材の値上がりについて、大変苦労しているようですが、長野県の建設部はいち早くそれに対応していただいていると聞いております。大変御苦労なことでございますけれども、生コンをはじめ、アスファルト資材単価の値上げを設計段階から上げていただくようにして、業界へあまり迷惑かけないようにしていっていただきたいということは、今後もよろしくお願いしたいと思います。  さて、森林税がいよいよまた継続ということで、知事からの提案があって、議会もまだ審議中ですけれども、私は認めざるを得ないと思っております。建設部でも河畔林だとか、大分活用しています。ですから、その辺については、建設部としてどのようなところへ活用をさせてもらうかということがあったら、教えてください。 ◎川上学 河川課長 森林税を活用した特に河畔林整備について御質問いただいております。森林税関係で、県の河畔林整備ということですが、例えば、水害の発生の要因となるおそれがあるものなどについて、河畔林整備ということで森林税をこれまで活用してきたところでございます。また、市町村においても同様に準用河川などにおいて、そういったものを使ってきたというところでございます。市町村関係については、まだ今後やらなければいけない準用河川等ございますので、こういった事業について、要望も出されているところでございまして、森林税を活用した河畔林整備は、これからもまだやるべき箇所が残っている状況にあると考えております。 ◆服部宏昭 委員 分かりました。それで、今、課長さんの説明で分かりました。市町村が管理している準用河川なり、普通河川整備しなければいけない。1級河川だけでなく、雑木等がたくさん河川の中にあって、災害を引き起こしやすいんです。ですから、それは直接そういう事業をできないにしても、県の河川課なり、建設事務所を通じて、指導してやっていただきたいと思います。どういう河川であっても災害を被ってしまう場合があり、災害を被るのは住民です。災害を被ってしまった後、改修したりするのは大変ですから、ぜひ指導していただきたいと思います。  それから、今、林業の関係がありましたけれども、これは建築のほうでお聞きしたいと思います。高層ビルでも集成材等で7階建て、8階建てでも中央のほうでは木材を使って建設されている事例が幾つもあります。長野県は80%が森林ですので、もう伐期が来ているカラマツなどの優秀な木がたくさんございます。今、全国の森林業の会長をやっていますけれども、林野庁長官にもお願いしてまいりましたが、できるだけ建築に充ててもらいたいと、利用してもらいたいということなんです。それには伐採して乾燥したり、加工したりしなければなりません。今、ウクライナで大変な目に遭っておりますけれども、外国から木材が入ってこない。だから、工務店など、いろいろな活用に非常に困っております。ですから、工務店に対する指導も地元の県産材等を使ってもらえるように指導するとともに、林務部のほうにもお願いしてあります。乾燥機だとか、いろいろな専用の機械や、AIなどを活用しているスマート林業も通じてお願いをしておりますけれども、長野県として、地元産材をもっともっと活用してもらいたいということをお願いしたいんですが、その辺について、塩入建築技監からお願いしたいと思います。 ◎塩入一臣 建築技監兼建住宅課長 県産木材の利用の促進についてのお尋ねでございます。委員申していただきましたように、様々な技術の開発によりまして、木材の利用の機会、建物についての利用機会というのが幅広くなってきてございます。また、足元でまいりますと、工務店さん等々地域でしっかりと使っていただいている皆様がいらっしゃいますので、両面からしっかりと支援ができればと考えてございます。  まず、工務店さんなどの足元でしっかり使っていただくというところにつきましては、本年度始めました信州健康ゼロエネ住宅につきましても、木材の利用促進という点に力を入れてございます。そこについては、主伐期に来ている木が大変多くなっている中で、その木をしっかり使うということがゼロカーボンの面も含めまして、つながってくるところがございますので、引き続きしっかり取組ができればと考えてございます。また、大きなものなどの新しい技術につきましても、幅広く木造の建築物が進むように情報をしっかりと収集をして、共有ができるような取組ができればと考えてございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆服部宏昭 委員 分かりました。よろしくお願いします。  それから、落合橋がいよいよ架け替えに決定して準備していると思います。今、どのような状況か、設計段階か、調査設計しているのか、発注はいつ頃になるか、地元からもよく聞かれますのでお願いしたいと思います。  それと丹波島橋についても渋滞解消で様々なことで、南と北で連携が取れないということでありますけれども、それらについてはあのままでいいという考えなのか、お聞きしたいと思います。  それから、小布施橋についてですが、あれが長くて細くて困っているんです。例えば、リンゴを消毒するスピードスプレーヤーが渡りに入ってしまうと、永久に向こうに着くまで追い越しもできないということで非常に地元では困っています。何とかしてくれという話なんですけれども、全部広くすれば一番いいけれども、せめて追い越しぐらいできればいいんですけが、そんなこともできるかどうか分かりません。  委員長がいるから聞くわけではないけれども、千曲大橋も今、お願いをしている。これも北部幹線長野市さんで大きな道路を開けていただいていますが、あれが国道18号までまだタッチしていません。小布施橋村山橋の間は、大体5キロあると聞いてます。小布施橋村山橋の間はせめて千曲大橋をお願いしたいと、この前も三木市長を中心にして御陳情、御要望活動がありました。私も参加しましたけれども、その辺のことをあのときも答えてはいただいたですけれども、正式に委員会として少し聞かせてもらいたいと思います。よろしくお願いします。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 犀川、千曲川に架かる4橋の落合橋丹波島橋小布施橋、千曲大橋の関係についてのお尋ねでございます。では、初めに落合橋の現在の状況ということでお答えさせていただきます。  落合橋につきましては、令和3年の補正予算国庫補助として新規採択をされております。今年度につきましては、地質調査、橋梁の設計等を進めてまいる予定で、地質調査につきましては、長野建設事務所から聞いた話ですが、1月から現場に着手をするということで、現在、橋梁の設計に入る手前の地質調査をやるような段階に入っている状況になっていると思います。皆さんが言われたとおり、老朽化かつ渋滞も発生するということで、安全のためになるべく早く架け替えするよう進める努力をしている状況ということで、落合橋については以上でございます。  次に、丹波島橋でございます。丹波島橋につきましても、9月に服部委員からの一般質問でお答えしていますし、今回も池田議員より質問をいただいたところでございます。その中でもお答えしておるところなんですが、特に丹波島橋は、新橋も含めてですが、丹波島橋周辺交通要路の拡大と、自動車利用者の総量抑制、自転車も含め、市とも一緒にやるんですが、そういったものの抑制、それから3点目に交通分散による渋滞対策ということで、新たな橋も含めた課題整理ということで、研究会のほうで取り組んでいく状況でございます。現在の橋の前後も含めてそこを拡幅ですとか、いろんな方法でやるにつけても、なかなか事業費自体莫大にかかるというところもあるので、その辺も含めて架橋位置も検討する中で、課題の整理を進めていきたいと考えております。そういうことで検討をしている状況なので、いましばらく、その辺の状況を温かく見守っていただければ大変ありがたいと思っているところでございます。  それから、小布施橋についてです。小布施橋につきましても、言ったとおり、これも架設から50年以上たっている橋ということで、橋梁の塗装ですとか、耐震対策、それから補修等、随時道路管理をしっかりやっている状況でございます。先ほど委員が言われたとおり、スピードスプレーヤーが通れば、なかなか追い抜きもできずに、自動車が渋滞するような状況ということでございます。こちらにつきましては、本線のほかに横に側道橋ということで歩道をつけており、そちらは安全に通れる状況ですが、いかんせん幅が狭いということで、委員さんも御存じのとおりトラス構造という三角のものを両側に設けている状況で、これは主部材なので、そこを切ったりとかすると落橋にも通じるということで、そこを拡幅するのは非常に難しいので、やるとすれば架け替えるか、さらにそれに代わる1本、屋島橋みたいな状況で2車線造るとか、そういうことが考えられるかと思います。1キロを超える長い橋で、落合橋について今のところ約180億かかるということで、村山橋についても4車線で約230億かかったので、2車線で整備するとその半額という話になると100億超えということになりますので、今すぐにはなかなか着手できない状況でございます。いずれにしましても、御迷惑をかけているところですが、しっかりと橋の補修、点検等をして、もう少し頑張って使っていただいて、さらには新しい橋、また架け替えができるよう努力をさせていただきたいと思います。  それから、最後になりますけれども、千曲大橋についてでございます。先ほど委員が申 し上げたとおり、12月に須坂市の三木市長さんをはじめ、こちらのほうに御要望に来ていただきました。大変ありがとうございました。今回、請願も出されているということで聞いております。そのときもお答えしたところなんですけれども、新橋の構想区間につきましては、県道網がなく、都市計画道路の位置づけもないような状況でございます。今、予定されている接続先として、長野市の北部幹線、湯谷から通る古里に来る北部幹線についても、国道18号からみて東側の終点側約2キロメートル区間については、しなの鉄道をくぐったところから国道18号まで2キロメートル区間については、まだ事業化がされていない状況でございます。そういう状況ではありますが、長野都市圏総合都市計画交通計画の中では、災害に対する備えとして、多重性を高めるために構想路線の取組も推進することが明記されているところでございます。そんなところから、今、県事業として早急に新橋を建設することは難しいと考えておりますけれども、中期的には市町村等による調査を実施するとともに、先ほどの都市計画の中で調査することになっていますので、今後、須坂市をはじめ、高山村、長野市とともに研究をしていきたいということで、御容赦のほどよろしくお願いをしたいと思います。  以上、4橋についてのそれぞれの回答となります。よろしくお願いいたします。 ◆服部宏昭 委員 分かりました。  それで、最後ですが、国道19号も大変な災害があったりして、信州新町の入り口のみすず橋ですけれども、国道が片側通行になっています。ですから、あの19号のバイパスといいますか、何か災害があったときに迂回路として大変だということが地域では盛り上がっております。ですから、私は国道19号から直接オリンピック道路へ、白馬長野線ですか、あのバイパスへつなげるような方法はできないかと絶えず思っておりますけれども、建設部としては何かいい案があるどうか。分かる範囲でお願いします。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 国道19号の渋滞というか、崩落を含めた状況の中でバイパス等のいい案がないかということでございます。小松原については、現在この2月1日から全面開放しております。それ以後、今回1回だけ基準に基づいて、9月3日に1日だけ交通止めになったということですが、それ以降は今のところ通れる状況でございます。  それから、みすず橋の南側、こちらについては対策工事のため、長い区間ではありますけれども、現在も片側交通でやっている状況でございます。その間、迂回路ということで、それぞれ大型車については大町側からは県道大町明科線を通って国道403号線などを大きな迂回路として設定できる状況でございます。そういった中で、管理が国土交通省長野国道事務所にはなりますけれども、抜本的な改良として現道をいかにするかということは、なかなかいい案がないところです。委員が言われたとおり、例えば今の白馬有料から先に向けて開けておくことも案としてはあるかと思いますけれども、なかなか難しいところがあります。県としてやるとすれば、今、言った県道も含めた迂回路の整備はしっかりやっていかなければいけません。大型車は大変苦しいのですが大きく迂回してもらう方法もあるのですが、特に生活されている方については毎日の通勤通学ということになると非常に大変だという話もあるので、迂回路整備については、信濃信州新線、長野信州新線を含めて徐々にはやっておるところです。  大きなバイパス等につきましては、今後状況を見る中で、長野国道事務所、国土交通省とも研究しながら、いい案があればしっかりやっていきたいと考えております。以上でございます。 ◆服部宏昭 委員 分かりました。人が話すことなんだけれども、全然進まないんです。だから、思い切って、オリンピック道路から国道を抜けて信濃信州新線になりますけれども、そこを通って、トンネルを開けるという案が昔からあるんです。ですから、ある程度具体的に絞って、国土交通省からも支援していただいて、また今後考えていくようにお願いしたいと思います。  最後になりますが、長野荒瀬原線で飯綱町の区間で芋川というところがあるんですけれども、そこの歩道が長い距離をとれていないんです。子供さんが非常に危なくて困っております。地元からも要望が強いんですけれども、ほかも歩道設置をかなりやっていただいていますから、あまり強いことも言えませんが、今後考えていただきたいと思います。 ◎栗林一彦 道路管理課長 今、委員がおっしゃる荒瀬原線の車道側は歩道が拡幅されて、センターラインがあるけれども、歩道がないという区間でよろしいでしょうか。歩道の整備というのは昨年の千葉県八街市で通学路の通学児童のところにトラックが突っ込んだ事故を契機に、全国で通学路の緊急点検というのを行っていて、要対策箇所、長野県内650か所ほどあるんですけれども、そこをとにかく緊急的に対応しようということで、優先して対策を講じております。今、委員がおっしゃった区間というのは、その要対策箇所に実は入っていなくて、優先的に実施する箇所ではないです。ですので、しっかり交通状況は注視してまいりますので、もう少しお時間いただければと思います。 ◆大畑俊隆 委員 建設部におかれましては、本当に災害復旧、そして国土強靭化の事業について、本当に懸命に御尽力をいただいていることに改めて感謝を申し上げたいと存じます。  本日は建設部から御説明で、令和4年度の11月の補正4号、そして5号の御説明をいただきました。順を追って行きますけれども、まず補正の4号について、この債務負担の行為、約14億円ということで、その他の行為も含めて15億になっています。今の前倒しで春夏の観光シーズンの事業に向けて早期の対策を講じていくということで、主な内容は舗装の道路の修繕工とか、区画線の引き直しということで、県単を入れて約66か所ということが明示されています。この債務負担行為の中の14億円については、どんな基準があって、66か所を挙げているのか。その経緯について少しお教えをいただければありがたいです。 ◎栗林一彦 道路管理課長 今回の補正の中身ですけれども、大体毎年の実績を基に金額を計上しております。例年、当県は雪の降るところが多くて、除雪を行うことによって、一冬過ぎると除雪の影響で区画線が消えていたり、あと雪の関係で舗装の痛みがすごく進んでいたりということが春先になって分かるので、大体その春先に対応する事業量が、例年の実績で大体分かりますので、それをベースに計上してございます。 ◆大畑俊隆 委員 その中で、66か所を選定しているというのは、例えば観光シーズンに向けた道路の舗装を含めてということで、恐らく全県的に網羅されているんだと思うんですけれども、この66か所という選定においてはどういう基準といいますか、そこだけお願いします。 ◎栗林一彦 道路管理課長 ここに66か所と書いてございますが、春先に実際やるとき、この66か所全てやるかというと、実はそうではなくて、今、分かっている範囲で区画線が少し消えているとか、少し舗装の痛みがひどいという箇所を分かっている範囲で挙げているものとなっています。実際に行うところは春先の状況を見て、悪いところからやっていくということで66か所固定ではございません。 ◆大畑俊隆 委員 分かりました。舗装の修繕工事というのは、今日、栗林課長さんからも御報告がありましたけれども、道路上の事故が結構多くて、そういうことも含めて、しっかり舗装は取り組んでいると思います。ぜひとも債務負担行為14億円を使って、きちんとした道路の舗装をお願いできればと思います。  続いて、資料6ですけれども、16億円の増嵩ということで組まれましたが、当然地質の部分で掘削していって脆弱だったということが分かったということです。地質について今の科学的な技術において、これはある程度想定できるのかどうか、それとも掘削してみなければ分からないのかどうか、そこをお願いいたします。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 地質の関係お尋ねでございます。狸平の関係ですが、もちろん地質調査はボーリング等を含めて実施をしております。ただ、やるのがどうしてもポイントポイントで掘るしかないですし、例えば電気探査と言って、地質の状況を調査もしておるんですけれども、それはあくまでも想定でございますので、実際のところは最終的には掘ってみなければ分からないというのが、正しいお答えかと思っています。  多分、一番増嵩の原因となるのは、特に今回こちらについては、西側からトンネルを掘ってきたところなんですが、どうしても安全を確保するためにトンネルの全面から抜け落ちがしてはまずいということで、固めるために規定の圧を保つよう薬液の注入量をどうしても規定の圧力まで入れるようしているものですから、結果という形になりますけれども、そういった薬剤注入によるトンネル全面の保護というところで大きく増嵩になっているところでございます。特に、今言った補助工法のスパンを当初9メートルから6メートルにしないとどうしてもやっぱり解析上抜け落ちができてしまう状況となっています。それから、注入量につきましても、1本当たり180キログラムの注入剤を確保できるよう想定し、注入圧力が2.5メガパスカルを確保できるよう考えたんですが、実際は約4倍のものを入れないと確保できないという状況です。こういった地質調査等はかなり精度が上がっている状況なんですが、どうしても地山掘削するときは、最終的にはそこを確認しながらやっていかないと安全の確保ができないということで、今回計上をさせていただいたところでございます。以上ですが、よろしくお願いいたします。 ◆大畑俊隆 委員 分かりました。技術的なことなので、少し分からないんですけれども、16億円の増嵩というのはかなりの金額なので、できるだけ科学的なことで解決できればいいですけれども、今の御説明でなかなか難しいということで理解はいたしました。  続いて、資料9、いわゆるトンネル工と橋梁の工事については別段、私は問題ないかなと思っていますけれども、今の災害のあった現道については崩落の状態がずっと続いているんだと思うんですが、この現道について、後利用など、今後はどうなるのか、少しそこだけ説明していただければと思います。 ◎川上学 河川課長 資料9にございます足瀬の災害復旧工事の現道という御質問でございます。今現在は、初めに被災をした後にある程度の崩土を取りまして、この3の平面図の崩落斜面のところに少し青く塗ってある場所がありますけれども、仮設で時間と監視員をつけた形でないと交通確保できないんですけれども、そういった形で交通の確保をしている状況でございます。これをトンネルで全面的に復旧いたしまして、国道をトンネルと橋梁で復旧をするという形になっております。この道路を完了した後に、一番下に書いてあるこの部分については、村と調整をしなければいけないと思いますけれども、どういった形でこの道路を残すとか、どういうふうにするのかということは今後、検討を進めるという形になるかと思います。 ◆大畑俊隆 委員 分かりました。  続いて、資料4をお願いいたします。県営住宅の条例改正で、保証人を立てなくてもよろしいということ、そして分割を可能にさせていただいているということは評価できるのではないかと思います。ここで少し知りたいのは、この敷金は3か月分か何年かは分からないですけれども、大体収入にするとどのくらいなのか少し教えてください。 ◎樋口公昭 公営住宅室長 敷金の収入額でございますけれども、基本的には入居時にお預かりするものですから、特に県の歳入という形で充てているものではございません。県のほうで預かっていて、必要によってまたお返しするということで歳入歳出外の扱いをさせていただいております。年間の金額でございますが、しばらくお待ちください。すみません、今、手元に資料を持ってきておりませんので、また改めて御回答させていただきます。 ◆大畑俊隆 委員 それは後にしまして、盛土の関係ですけれども、それぞれの事業者への説明、そして市町村への説明が終わったということで、パブリックコメントをこれで今、取っている最中ですけれども、先ほど課長からも少し意見は出ましたが、主に盛土に関して、市町村、そして事業者のお声を聞いているところだと思います。盛土についての何か不都合なものがあるのかどうか。また、意見としてどのような意見が一番多かったのか、その点をお願いいたします。 ◎林孝標 参事砂防課長 盛土条例の施行に向けた状況についての御質問でございます。盛土に関して事業者への説明をしている中では、事業者から何か不都合というような点でのお話はいただいておりません。一方で、御質問でございますけれども、地元の説明会を開催してもらうことは条例で定めているんですけれども、その範囲について、聞いていらっしゃる方が多かったようでございます。また、それだけではなくて、基本的なところですけれども、規制の対象となるような盛土の規模であるとか、あとは対象外になるようなものがどういうものなのかといったことが、具体的に質問があったというところでございます。 ◆大畑俊隆 委員 ありがとうございます。令和5年の1月から条例施行されるわけですけれども、盛土に関しましては、JR東海の発生土の処理の問題の中で、これから木曽谷も盛土をせざるを得ないところも多々あるわけです。特に市町村の周知徹底していただいて、各町民の皆様、村民の皆様に御理解いただけるような条例になってほしいので、できるだけ市町村からの御相談には乗っていただければと思っています。  ねざめのトンネルのことですけれども、服部委員から詳細を説明いただいたんですが、5年に一度の点検ということで、今、暫時進めているところだと思いますけれども、これについても科学的に何か調べる、もっと迅速に調べるような技術力があるのかどうか、その点についてお願いいたします。 ◎栗林一彦 道路管理課長 トンネル定期点検を技術的にもっと向上できないのかという話でございました。これまでトンネル点検で人間が直接、近接目視でやって、あとは打音検査でやって、あと触診という三つの内容で点検しているんですけれども、私から年度初めにも少し紹介させていただきましたが、DXの取組の中で、今年から走行画像計測システムという車がずっと走っていきながら写真を撮って、その中でひび割れや変状を見分けていくと。打音検査は補完的に引き続きやっていくんですけれども、トンネルの変状とかひび割れといったものは、この特殊な車を走らせることによって、DXを活用して実施していくというものに取り組んでおります。効果も実際に出ておりまして、金額、コスト縮減も図れておりますし、人手も、あと規制の日数もかなり削減できているような効果が出てきておりますので、引き続きそういった技術も使いながら、トンネル点検を実施していきたいと考えております。 ◆大畑俊隆 委員 今回の事例は、手抜き工事といいますか、西松を含めて業者の工事内容が悪かったということだと思うんです。そんなには多くの事例はないというお話ですけれども、こういう時代ですので、できるだけ走行画像を含めてそういう人があまり関わらなくてもつぶさに点検ができるように移行していっていただければありがたいと思っています。  それで、最後に右岸道路についてですけれども、9月の定例会のときに青木参事にお聞きしました。年度末になってきまして、今の町村の右岸道路の一番の思いは、川向から田立における未計画についての計画を何とかしてくれというお話ばかりで、前回、青木参事のほうからいただいたお言葉をそのまま返していますけれども、できるだけ地元ときちんと協議をしながら、また区民も含めて、工事に対しては計画をきちんと練るということが重要な時期ですからと、そのとおり私も説明しています。今年度末中には何とかできるのかどうか、今、どんな状況なのかを少し御説明をいただきたいと思います。 ◎青木謙通 参事道路建設課長 木曽川右岸の最南部の川向田立の件でございます。一番南端部、右岸道路が南にあって、さらに岐阜県側に向けてということの調査の状況なんですが、いわゆるルート選定に当たっての概略検討をやっていかなければいけない状況になりまして、そういった中で今の右岸道路のまま、例えば4、5キロ程度の長いトンネル設置というのも一案、それから国道19号に向けて一旦木曽川を渡るという案も一案あると思います。そういった中で、今後の利活用、あるいは災害時の対応等含めた中で、地元とどういったルートが望ましいのかという検討を進めていきたいと思っております。その時期がいつかという話になりますけれども、今後の話なので話合いの状況にもよりますけれども、なるべく早くやる中で方向性を見いだせれば、それに向けて次の事業化等に向けての一歩、次の調査に向けての一歩となるかと思いますので、木曽建設事務所とともに地元とも話をしながら、しっかりと進めていきたいと思います。以上でございます。 ◆大畑俊隆 委員 非常にお答えにくい質問で申し訳なかったですけれども、今、田立中津川線の王滝側の上部工がこれから設置されていくということで、だんだん先が見えてきているんです。それで、リニアの岐阜県駅を先日視察で見させていただきましたけれども、相当大きいボックス型の建設をやっておられて、そこにやはり接続する、いわゆる取付け道路を含めて、中津川田立線がきちんとそこに結びつくことで、木曽の国道19号を含めて、非常に可能性のある地域になってくるということも町村長が非常に期待を持っているところなんです。右岸道路については、代替道路ですけれども、先が見えてきているんですけれども、今の部分が非常に今、悩ましいところでありまして、南木曽町長含めて、今、一生懸命住民のところにお声がけをこれからしていくと思うんですけれども、ぜひとも早く計画を練っていただいて、工事の完成を含めて右岸道路がきちんと一気通貫できるようにお願いできればと思っていますので、もう一度田中部長からお答えをいただければありがたいと思います。 ◎田中衛 建設部長 木曽川右岸道路の川向田立のところですけれども、前後区間、事業のほう、進捗してきておりますので、そこのミッシングリンクのところをつなげていかないと効果は発揮できていかないと考えております。今後進めていくに当たっての課題、しっかりと地元と意見交換しながら、一歩一歩ステップ踏んで進めていきたいと考えておりますので、また今後地元の南木曽町ほか関係者と相談しながら進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◆大畑俊隆 委員 ありがとうございます。ぜひとも右岸道路、もう30年以上経過している工事中の道路でございますが、ぜひとも悲願でございます。一気通貫、道路が完成できるように御尽力をいただきまして、私の質問終わります。ありがとうございました。 ○堀内孝人 委員長 本日の審査はこの程度とし、明13日は午前10時30分から委員会を開会し、建設部関係の審査を日程といたします。  なお、今定例会中の委員会の開議通知は、書面通知を省略し、放送または口頭連絡により行いますので御了承願います。  散会を宣した。 ●散会時刻 午後2時58分...